Tumblrと著作権課題についての考察
先日のDavid来日公演で幸運にも質問の機会を頂戴し、色々思ってた中でやはりかなり気になるコピーライトイシューについて考えを一般論として聞いてみた
Davidの回答は要約すると
・国毎の法的な状況にあわせて対応する日本向けに何か検討はまだしていない
・著作権侵害の親告があれば適宜削除対応している
・アメリカではコンテンツ広がってくれるのでウエルカムに受け入れられている
こんな感じだったと記憶している
回答としては無難というか具体的なソリューションはなかった
もちろん著作権課題は簡単ではなく厳格な法運営下であればReblogのような行為は転載でしかなく法的には違法と言え、それに対して具体的な解決のためのソリューションは簡単には見つからない
ただ幾ら講演の限られた時間内での回答とはいえ、少し期待はずれではあった
特に最後のアメリカではうんたらは中学生でも思いつくような話で実際アメリカで問題が全く皆無かといえばそれはないだろう
(ここは完全な裏取りまでできていないが以前4chからの攻撃を受けた元々のいざこざはコピーライトイシューであったと認識している)
講演後自分の中でも長年モヤモヤしていたこの問題に対して多少なりともソリューションになりそうな思考を纏めてみたいと思ったのが本Postの意図
2つ考えてみた
一つは著作権者にメリットを啓蒙する仕組みの提供
コンテンツの広がりを強調して著作権者にメリットを理解してもらうならそれ相応の努力が必要
広がるのは著作権者も嬉しいでしょ?そう言ってる人もいるし
なんてフワッとした話だけじゃなくて
もっと具体的に著作権者がメリットを実感できるよう、著作権者に対して広がりを可視化してマーケティングデータとして提供するオプションを提供するのはどうか
どういうアカウントがオリジナルPostをしたのか、ソーシャルグラフのどのクラスタに広がったのか、ハブになったアカウントはどれか
それらアカウントへ簡単にアクセスする手段が提供されてもいい
マニタイズに繋がる可能性もある
もっと踏み込めば具体的に著作権者にインセンティブが落ちる仕組みが望ましい
この世界は、日本でいえばGrow!や最近話題のGumboardなど動きがあるがTumblrがそこに手を出すか
もしくはそれら企業とアライアンスの形になるか
考えはあるがまだ固まっていないのでまた機会があればOutputしたい
他方は著作者にネガティブな側面
著作権者の望まない転載については親告に応じて迅速に対応するのは勿論Tumblristに表ページを非公開にするオプションを提供すべき
常日頃表ページは著作権に絡む揉め事の原因になる可能性があるので個人的にはなくてもいいかなと思ってるしより深刻にリスクを考える人はこのオプションを利用するだろう
他にもより効果的で実践的なソリューションもあり得ると思う
ただ本質的には著作権のスキーム自体が変わらなければなんの解決にもならない
そのためには具体的な政治的活動、ロビー活動が必要でその日本国内における活動をTumblrに期待するのは無理があるのではないかとは思うが
終わり
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